LIVE1
LIVE1の存在に気付かず、LIVE3から手にしてしまったのですが、無事LIVE1も手元に届きました。
と思ったのも束の間
Twitterの公式でLIVE Xなるものの存在やESSENCEと言ったまた新しいイヤホンが既に登場していますね。
実はLIVE Xについては到着待ちではあるのですが、ESSENCEがまた物欲をそそる見た目をしていますね。
内部が透けて見えるのがなんともですが…
どちらも1万円オーバーなので、ESSENCEはまた来月あたりかなぁ?
LIVE Xは第4世代のドライバーとのことですが、ESSENCEはベリリウムコート振動板とこれまでの第2、2.5世代のグラフェンでも第3世代のダイヤモンドでもまた第4世代の
ナノゴールドダイヤフラムとも異なる物のようなので、位置付けとしてはどこになるのか?
気になるところではあります。
と、話を戻しましてLIVE1は第2世代のグラフェンドライバーの効率を30%向上させたものを採用しているとのことです。
アリエクにてセール+割引込みで3000円ほどで購入できました。
Amazonでは6000円前後での販売となっているようです。
良かったところ
・TFZらしい分離感と低域
・独特の残響感
気になったところ
・ややこもった印象
仕様
同時に購入したのが、NF AUDIOのNM2+だったというのが運の尽きでしたね…
しかも別のセラーから買ったのに同日に届くという奇跡まで起こってしまいまして…
前回のレビューの通り、NM2+があまりにも良すぎたため、完全に霞んでしまって結構な辛口評価になってしまいますが、お許し下さい。
まず、第2世代ドライバーをブラッシュアップして搭載した廉価版ということなのですが、個人的にあまりその辺りがしっくりきませんでした。
LIVE3の印象から勝手にドンシャリ系だと思っていたのもありますが、全体的に主張が控えめで、若干の鳴りにくさからか音がこもったふうに聞こえがちでした。音量を上げればそうでもないのですが、T2Gの方が音量が取れる分スッキリ聞こえるように感じました。
どちらかと言うとフラット気味で中低音寄りのチューニングで、MLEっぽさの方が近い雰囲気ですかね。ただ、MLEの方が中音域がスッキリ目で、低音は深いところから出ている感じがします。T2Gと比較しても低音は少し控えめな印象です。
インピーダンスから考えるとかなり鳴らしやすいイヤホンのはずなんですけどね。
セール時とはいえ、3,000円前後ということを考えれば、コスパはいいと思います。
が、予算が許せばT2GやMLⅡのほうをお勧めすると思います。
なんというか、少し中途半端感を感じました。
一点特筆すべきところとして、樹脂製のハウジングですが、余韻というか残響感が感じられたのが意外でした。
躯体が金属の方が響きの良さが感じられる傾向にあると思うのですが、LIVE1はフェイスプレートまで樹脂製にも関わらず、屋外ライブのエコーのような余韻を感じました。
特にシンバルなどの金属系の音やシンセサイザーなどのキラキラした音に対して余韻を感じる傾向にあります。
以前LIVE3の紹介時に、ライブ音源にフォーカスしたシリーズなのかな?という予測を立ててみましたが、どうなんでしょうかね。
直訳すると「住む」「生きる」「生(なま)」とかになりますが、アリエクの商品ページで「ライブ」と読ませている以上は、やはり「リアル」のような意味合いの「生」が妥当な解釈でしょうね。