CCZ COFFEE BEAN / Emerald
少し遅ればせながらですが、結構長きに渡って話題が尽きないCCZのイヤホンが気になり結局2種買ってしまいました
COFFEE BEAN
良かったところ
・ポテンシャルの高さを期待させるバランス
・軽くて扱いやすい
気になったところ
・やや低音過多
仕様
全体のバランスがとても良くできてるイヤホンだと感じました。
安価で高評価が続々なのも頷ける1品です。
またあまり中古が出回ってるイメージがないのも満足度の高さが伺えます。
一聴してではなく、何度か聞き直してもあまり価格に対しての不満要素が少ないため、リケーブルしたりイヤーピースを変えたりと自分好みのチューンアップをするのに高いポテンシャルを秘めているイヤホンではないかと思います。
元気があって楽しい音作りなのは確かですが、1つ気になるところかあるとすれば、低音の質で、曲によっては低音が少し潰れるというか割れる感じがしてしまうところですかね。
イヤピの先端とメッシュが面になる位の位置関係なので、そこが原因かもしれません。
ただ、音圧はものすごいわけではなく、そこそこです。
Emerald
良かったところ
・安価なBAドライバーのような雑味が無い
・パステルカラーが可愛い
・刺さりのないスッキリした高音
気になったところ
・コーヒー豆の感じを期待してるとちょっと違うってなるかも
・ハイブリッドの良さが活かしきれてないかな?
仕様
まず、パステルカラーが可愛い
水色もありますが、どちらにしようかかなり迷いました。
でも、名前の通りグリーンを選びました。
低音はコーヒー豆に似ているけど少し控えめで、割れることはなさそうです。
ややフラット気味でコーヒー豆より中域に膨らみがあり、ドンシャリ好きな人からすると少し眠たい音に感じるかもしれません。
また、高音がスポーンと抜けている感じがするのに中域はややモヤモヤする感じで、ハイブリッドの良さが活かしきれず、不自然というかバランスが少し悪いかなぁと感じました。
ただ高音の雑味がないのはポイントだと思いますので、リケーブルやイヤピなどでうまく調整出来ればもう少し繋がりよくできそうな気はします。
コーヒー豆も同様ですが、イヤーピースは付属のものでもまぁ悪く無いコシのあるタイプが付属します。
ケーブルはKZなどの低価格帯についてくるのと同等な印象ですので、やはりリケーブルありきでグレードアップを図るのが良いかと思います。
特にどちらも低音が強めなので、やや高域が明るくなるようなケーブルと合わせるといいかも?しれません。
価格的に無理な要求ではありますが、両方に言えることは今ひとつ艶感がないのが勿体無いなと感じるところで、やはり1万円前後のイヤホンなどと比べると圧倒的に音の鮮やかさや艶やかさが劣るところは気になってしまう部分ではありますね。
まぁ、2,000円前後のイヤホンで数万円と同等の質の音を鳴らされてしまっては数万円のイヤホンの存在価値が…ということになるわけで、高いには高いなりの理由がしっかりと再確認できるという良さ(?)もありました。
2つを比較して言えることは、圧倒的にコーヒー豆のバランスの方が好みだと言うことです。
2,000円くらいでおすすめをと聞かれたら今のところ筆頭候補に間違いなく挙げますね。