NF AUDIO NM2+
「 … 。」
「これしばらく新しいイヤホン買う必要ねぇな」
それくらいの衝撃です。笑
国内での販売も始まったみたいですね。
アリエクで通常17,000円くらいから、国内大手家電量販店では20,000円前後で取扱いしています。
私はアリエクで11.11セール+クーポンで12,000円以下で購入できました。
良かったところ
・スッキリ爽快な濁りのない低、中、高音
・個々の音の粒立ちの良さ
・金属シェルなのに軽い!
・刺さらない高音に、程よく圧を感じる低音
・響きの余韻がたまらない
・音質だけでなく本体の質感の良さ
・パッケージ、付属品の豪華さ
気になったところ
・少し高音がシャリつく
→だいぶ小慣れて気にならなくなりました。
・16芯のケーブルに慣れてしまったせいか、ケーブルが細めなのが怖い(音質とは関係ない)
仕様
これはまたTFZのNo.3に引き続き「当たり」イヤホンでした。
そもそも家電量販店でNM2・NA2という2種のイヤホンを試聴しており、キャンディーみたいな見た目の本体の質感の良さに加えて音の傾向も好みで、「いいかも」くらいにはチェックしていました。
そこにNM2+という機種を見かけ、軽く検索してみても評価は上々で、「これは買うしかないな」と踏み切りましたが、買って良かったです!
本体に『NM2+MONITOR』と彫り込みがありますが、まさにモニター的に非常にクリアでEXCLUSIVE KING以上に明瞭に音を奏で分けます。
No.3と比べて、ボーカルを含めて全体的に少し遠目に鳴らします。
さらに音の分離感・分解能に長け、普段聞き流してしまっているような小さな効果音や地味だった旋律が鮮やかになって主張してくるため、「こんな音も隠れてたのね!」と思う曲もちらほらありました。
No.3と比べると音場はわずかに狭いですが、臨場感というか、より立体感のある聴き心地がします。
また、これまでのTFZイヤホンとの圧倒的な違いはアルミシェルのおかげか響きが良く、またその余韻が程よく後を濁さずにスッと引いていく空気感ですね。
エフェクトのかかったボーカルやリバーブのかかったギターなどの残響感がとても心地いいです。
フラット傾向にも関わらず高揚感を感じる秘密はここにありそうです。
高音は刺さらないもののややシャリつきます。特にハイハットなどは僅かに粗く人工的に聴こえる時があるのが少し残念です。
→耳が慣れてきたのか、イヤホン自体がこなれてきたのかわかりませんが、特に気にならなくなりました。
バスドラの鼓膜を震わせるようなダイナミックさなども必要十分にあります。
ゴリゴリの重低音に浸りたい時はNo.3にと使い分けています。
ここ最近はNo.3、EXCLUSIVE KING、NM2+の3種類のイヤホンをローテーションで使っていますが、しばらくTFZを聴いているとNM2+に戻りたくなる、クセになるイヤホンです。
結果的にNM2+で聞いてる時間が1番長いです。
パッケージは初回限定版の特別仕様のCDみたいな感じですね。
付属品も豪華です。
・イヤーピース2種×3サイズ
・6.35ミリ変換ジャック
・ポーチ
・0.78 2Pin 5N銀被覆OFCケーブル
・イヤホン(イヤーピース無し)
同じ日に別のストアから購入したTFZ LIVE1も一緒に届いたのですが、価格差とか関係なく、もはやLIVE1が霞みすぎてどうレビューしようか迷うくらい圧倒的に高音質かつ高コスパです。
KING PROやNo.3Tiも既に先に届いていたのですが、気づいたらNM2+について書き始めてました。。。
なんか、語彙力無さすぎてどう凄いのかが伝わっているかどうかわかりませんが、店頭で見かけた際はとにかくお試しあれ!
そして、やはりダイナミックドライバーは裏切らないですね。
他の方も書いていましたが、付属ケーブルとの相性抜群で、手持ちのリケーブル(お高いケーブルは持っていませんが。)はなんとなくしっくりきませんでした。
強いて言うなら、NICEHCKの純銀線8芯だと、やや音場が広がる感じがします。
(不恰好ですが、CピンタイプはNX7コネクタに収まります。)
今月はちょうど買い控えするつもりでしたが、
次の候補に上がっているイヤホンの購買意欲を失くさせるくらい満足度が高かったのは嬉しい誤算でした。
まぁ、まだ半月残ってるので、年末ごろにはまたセールとかで誘惑されそうですけどね…
残りのイヤホンについても追々紹介していこうと思います。