KZ dq6
やや落ち着いてきましたが、中華イヤホンで賑わいを見せていたKZ dq6を今更ながら購入してみました。
3DDという珍しい構成で、中華イヤホンのチャレンジ精神はとどまることを知らない感じですね。
良かったところ
・3DDらしからぬ意外と良いバランス
・なんといってもコスパの良さ
・小振りで装着感が良い
気になったところ
・ボーカル帯の粗さはやや感じる
仕様
確かに評判になるだけあるなと感じるくらい予想以上に好みのバランスですが、3DDとなると強烈にドンシャリなのかな?と思いきや意外と低音、高音のバランスが取れており、普通に聴けます笑
低価格中華イヤホンを色々探っている層にはおすすめしたくなる気持ちが分かる、当たりイヤホンですね。
音の質的には前回のKBEAR KS1同様やはり価格なりの粗さは感じるものの、コスパ含めて非常に満足度の高いイヤホンです。
KS1以上に音場の広さと高域の伸びの良さは実感できると思います。
筐体も小さめなので、耳への収まりが良く、またビルドクオリティも悪くありません。
とはいえ、5,000〜10,000円のイヤホンと比べると、どうしても価格なりの部分は見え隠れします。
中華ハイブリッド、多ドラのイヤホンの音の粗さ特に高域における雑味は、BAドライバーが悪さの原因では無いか?と仮説を立てていましたが、どうやらその限りでは無いようで、3DDという本製品でも同じように気になるのは価格帯的に超えられない壁なのでしょうかね?
使用している素材だったりコストカットしている何かに原因はあるのでしょうが、BAを使っていないことで期待をしていただけに少し残念ではありました。
低価格帯ではCCZという新たなブランドの「コーヒー豆」が賑わっていますが、これもまた様子を見て購入するかもしれません。