イヤホンたちへのひとりごと

主に購入したイヤホンのなんちゃってレビュー。良かったところももうちょっとこうだといいなという我儘も含めて率直なひとりごとをメモがわりに発信します。かなり個人的な好み傾向も反映されているので、あまり鵜呑みにしないように!

TFZ KING EDITION

今回はスイッチの切り替えで2パターンの音質が楽しめるというKING EDITIONの紹介です。

 

フェイスプレートはシルバーで男女問わず使えそうなシンプルな感じですね。

 

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良かったところ

・タイトで引き締まった低音

・高解像度

・シンバルなどの金属音の伸びと生々しさ

・2種の音質から選べる

 

気になったところ

・金属筐体ゆえの重さとフェイスプレートに傷がつきやすそう

・やや重い

 

仕様

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価格.comより

 

2種の音質から選べるという珍しい機種です。

フェイスプレートの中央に切替スイッチがあります。

どちらのモードも高解像度でクリアかつパンチの効いたタイトな低音が心地よいです。

結構「上がる」タイプのイヤホンですね。

KINGの名を冠したどちらかというとKING LTDの進化版と言った感じでしょうか?

 

良くみるとスイッチの上が0下が1と書かれているようです。

 

このスイッチが非常に小さい!

スイッチ用のピンが同梱されていますね。

iPhoneのSIMトレーを開けるピンくらい細いです。

 

で、0番(上:Professional mode)の時はよりクリアにドンシャリ傾向になります。

No.3より音圧を感じ、しかしスッキリ明瞭な鳴り方をします。

低音は深いところまでボヤけずに感じることができます。

 

1番(下:music mode)の時は中音域が鮮やかでややフラット目に。とは言ってもドンシャリですが。

それでもNo.3と聞き比べると随分とクリアで、見通しが良いスッキリかつタイトな感じです。

0番(上)よりギターの弦を弾く音などがリアルで音の余韻というか、空間表現に長けている感じがします。

スネアのアタック感やライドシンバル、ハイハットの金属感がとても生々しく、躍動感のある感じもすごく好ましいですね。

 

いずれのモードでもNo.3よりメリハリを感じ、派手目に、深く、量感のある低域とボーカルをくっきり主張させるという難しそうな部分を両立させたチューニングに感じました。

 

音のバランスとしては個人的には1番(下)の方が好みでした。

曲によって使い分けても良し、好みに合わせても良し。

 

ただ、本体自体がやや重いのと、結構高音の主張があるので、聴き疲れと装着し続けることの負担で外での使用には少し向いていないかもしれませんね。傷も付きやすそうですし…

 

傾向としては好きな音なのですが、もう少し大人しくてもいいかなとは感じました。

 

どの曲もそつなくというのではなく、ロックやメタル、打ち込み系の楽曲など、派手さを求める楽曲には相性が良さそうな印象です。

 

スイッチ上

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スイッチ下

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