無名のUSB Cタイプ DACケーブル
こんにちは、今回はDACケーブルの紹介です。
以前LGスマホを紹介しましたが、実はイヤホンジャックの接触不良を頻繁に起こすようになってしまい、聴いていられなくなってしまったので、やはりXperiaに戻そうと思ったのがきっかけです。
DAPもFiiOやHIDIZSと言ったコンパクトなエントリー機を試してきましたが、バッテリー持ちや操作の快適さはAndroid端末には及ばず、要はDACチップなんだなということを理解したうえで、とにかく使い勝手の良いAndroid端末の音質をグレードアップ出来ないかと検討した結果これにたどり着きました。
いやいや、USB DACケーブルといえばibassoでしょ!って思った方、ごめんなさい。
ケチなものでとりあえず安いもので効果を感じたら次のステップに進みたい慎重な性格でして…
また、あくまで外出用に出来るだけスマートに使い勝手を損なわずにしたいので、ポータブルアンプとの2台持ちは考えません。
で、見つけたのがコレです。
https://m.ja.aliexpress.com/item/4001209849706.html
製品名がよくわからず…
そして使用されている DACチップはRealtekというメーカーのALC 5686というものが搭載されているようですね。
自作PCのマザーボードなどに使用されることが多いメーカー(通称カニさん)らしいです。
旭化成とかESSとかDAPで使用されているメーカーのものが採用されている商品は5,000円以上しますし、一応秋葉原の上海問屋というお店でも同じ DACチップ搭載の似たような商品があるようで、記事としても紹介(https://www.watch.impress.co.jp/donya/DN-915972.html)されていたので、ひとまずこれをポチってみました。
(ちなみに上海問屋で売られているのはDN-915972という商品です。)
PCをイヤホンで聴く事自体がこれまでほとんどなかったのですが、PC程度なら特に感動もないのかなとあまり期待せずにいたのですが、いやこれがなかなかどうして…
Xperiaにイヤホン直挿しの時と比べると明らかにスッキリと明瞭に、音場も広く聴こえてきます。
LG v20のイヤホン直挿しとはほとんど遜色ないくらい確実に音質アップしました。
静かな部屋などではフェードインやフェードアウト時などの音が小さい部分に微妙にのる機械的なノイズが気になりますが、外で聴く分にはそんなに気にならなくなるのではないかと思います。
これはibassoのDC02も購入してみたくなりますね。
→生産完了になり、新たにDC03が発売されました。
スマホから電力供給するため、わずかにバッテリーの持ちは悪くなりますが、それでもDAPに比べれば十分長持ちします。
コレ一本でスマホの利便性は損なわずに手軽に音質強化を図れます。
最近のイヤホンジャック無しの機種にもオススメですね。
1000円そこそこでこれだけの効果が実感できるなら確実に買いだと思います。
スマホによっては相性があるようですが、Xperia XZ1 compact、LG v20proでは支障ありませんでした。価格も価格ですし、是非お試しあれ。