TFZ LIVE X
届いてから随分と経ってしまいましたが、LIVE Xの感想などをたらたらと書き連ねていきたいと思います。
ところで、TFZ ESSENCEは春節の影響か、未だに発送すらされていない状態です。
CCA CKXは購入翌日には発送されて既に手元に届いたんですが^^;
試しに問い合わせを入れてみたところ、19日まで休みだとの自動返信が返ってきたのでまぁ、気長に待ちたいと思います。
LIVE Xは結構セラーによって価格がバラバラで、アリエクでも18000円くらいから25000円ほどと幅が広いです。
国内だと29800円ほどでの販売ですね。
良かったところ
・相当な重低音
・の割に他の音を邪魔せず分解能、解像感は顕在
・NM2+に似たような残響感
・ステムノズルの先端が斜めにカットされている
気になったところ
・パッケージが無駄に大きい
仕様
パッケージが無駄に大きいですね。
NM2+とは違いますが、これまたCDの特殊ジャケットみたいな感じです。
が、中のエンブレムは紙だったりチープさも垣間見えます。
無理に豪華に見せようとしなくても良いのではないかな?と思ってしまいました。
音に関しては結構ゴリゴリな中低音寄りです。
No.3と比較してもだいぶ低音が強いです。
LIVEXを聴いた後にNo.3に戻すと、低音が物足りなく感じます。
かといって全体的に破綻しているということもなく、分解能・解像度に関しては相変わらずの性能の高さで、またこもったような感じも無く、全体としてグレードアップしているのが伺えます。
ボーカルは低音の強さと比べるとやや引いた位置にあり、バランスを考えるとやはり「ライブ」感を出しているのかなぁと思わなくもないです。
低音の強さの割には意外と細かな音も聴き取れますが、音の繊細さで言うとNM2+の方がいいかなと感じます。
LIVE1以上にNM2+にも似た残響感を感じ、またTFZらしく煌びやかに鮮やかに奏でます。
NM2+をよりTFZらしくドンシャリ寄りに楽しくしたイヤホンといった感じですかね。
また、ステムノズルの先端が斜めカットされていて、イヤーピースが装着しやすい工夫がなされているのはちょっとした嬉しいポイントでした。
付属のイヤホンケーブルもKING LTD以来のミックス線のようですが、編み方がスパイラル状で従来の編み込みではなく、撚った感じですね。
また、銅線部分はよく見ると点々と金色のコーティング(模様?)がなされており、(銀メッキ部分にはない)さりげなく上品さを出しています。
デザインも悪くはないですし、No.3よりは確実にグレードアップしている感はありますが、ドライバーの世代が上がるたびに低音も段々と強くなってるような…
ただ、正直国内の販売価格だったらきっと買うのは断念してたと思います。
第4世代とも外れるESSENCEはどんななのか?も楽しみですが、今後第4世代ドライバーを搭載したイヤホンが出るのかも要チェックですね。
TFZ SECRET GARDEN
結局買ってしまいました。
SECRET GARDENはデザインがカッコよくて量販店での販売もあったので、音の傾向としては好みなのも分かっていたため、ずっと欲しかったのは欲しかったのですが、一時期TFZの新規イヤホンが続々投入されたため、そっちを追うのに精一杯で予算的になかなか手が伸びず、このタイミングになってしまいました。
良かったところ
・分離感は相変わらず良好で空間表現が上手い
・比較的艶感のある音色
・低域はタイトにボワつかず高域は伸びが良い
・デザインがカッコいい
気になったところ
・2ピンがやや緩い(個体差かも)
仕様
個人的にはほぼ非の打ち所がないレベルで完成度の高いイヤホンだなと感じました。
とはいえ、No.3Tiと比較すると音の透明感と響きが劣る感じはあります。
ただ、No.3Tiはすでに販売が終了してしまっており入手が難しい点、また国内では30,000円近くしますが、発売からだいぶ経過しているからかアリエクでは15,000〜20,000円と比較的手に取りやすい金額に落ち着いてきたこともあって一押しです。
鳴らしにくくも無く、かと言ってノイズを拾いやすいわけでもないところもいいですし、
ボーカルは近すぎず定位感も良好で、左右だけでなく奥行きにも空間的な立体感があります。
さらに低音の量感が十分なのでドラムの迫力もギターのエッジも気持ちよくとてもグルーヴを感じることができます。
高域はザラつきやシャリ付きが無くそこそこ伸びが良いので、シンバルやハイハットが金属らしい自然な音で、それでいて分離がよく篭りは感じないと、トータルバランスは自分史上一番いいと感じました。
その上デザインも良し!
付属品もペリカンケースが標準で付属します。
2ピンが若干緩さを感じましたが、個体差の可能性があります。
No.3と比較するとNo.3の方が平坦な音に聞こえてしまい、かつ音の濁りみたいなものを感じました。
低域は十分な量感があると思いますが、物足りないと感じる方、よりタイトな低音とキレのある高音を求めるならKING EDITIONの方がおすすめかもしれません。
ただ個人的には聴き疲れしにくく、適度なバランスのSECRET GARDENの方が好印象でした。
TRN BT20S PRO / FiiO LC-BT2
先日予告してました、Bluetoothアクセサリー2機種の紹介です。
TRN BT20S PRO
良かったところ
・コンパクトで取り回しの良さ
・バッテリー持ち
・TWSさながらの使い勝手
気になったところ
・アダプターがたまに外れる ←注意‼︎
・電波干渉にやや弱い
・若干ホワイトノイズがのる
・音量調節ができない
スマホからの再生では、スマホ+ibasso DC02ありの有線接続には劣りますが、DAPからの再生では、スマホ+DC02と同等か、それ以上の音質のように感じました。
DAP有線には流石に敵わないですね。
けれど思いの外、DAPとの接続であればかなり優秀だと思いました。
ホワイトノイズが無音時に多少気になるのと、特に混雑時の地下鉄のホームやタクシー?の近くにいると電波干渉がひどく、かなり途切れます。
ネックバンド型と異なり、左右の機械にそれぞれ繋げないといけない分電波が弱いのでしょうかね?
それと、DAP側(FiiO M9)がBluetooth4.2までしか対応していないので、この辺のスペックも影響してそうです。
なかなか恐怖なのが、アダプターと本体が外れる時があることです。約2週間ほど使用しましたが、既に2回ほど耳掛け部分と本体が外れました。
具体的には、イヤホンとアダプターは耳に残り、本体が落ちます。
さまざまなイヤホンに対応できますし、コンセプトとしてはとても素晴らしいのですが、ツメやネジ式などで外れにくい形状にするなど、後継機が出る時はアダプターも買い替えになりますが、なんらかの改良は必要かなという感じがしました。
ついでにハイレゾワイヤレスに対応して欲しいなぁ(・∀・)
バッテリーはケース63時間+本体9時間と、本体を7回分フル充電できるロングライフです。
本体9時間でもTWSであることを考えると相当高スペックですね。
バッテリーを弱らせないように、なるべく使い切ってからケースにしまうようにしようと思っています。
一応、ケースに収めれば自動的に電源が切れ、取り出すと自動的に電源が入るという、まさにTWSさながらの使い勝手になっています。
ケース上蓋の嵩があるので、余程ゴツいイヤホンでなければ、イヤホンごと格納出来ます。
ケースに戻さずに電源のオンオフは左右本体のボタンを長押しするだけです。
ちなみに、
再生/停止:左右どちらかのボタンを一度押し
曲送り:右のボタンを2度押し
曲戻し:左のボタンを2度押し
また、どれも大体共通ですが、電源を入れる際にそのままさらに長押しでペアリングモードになります。
音量の変更はBT20S PRO本体ではできません。
音質も素直で予想以上に悪くなく、またコンパクトで取り回しは非常に良い上に、バッテリー持ちもかなり優秀なので、アダプターの件さえ除けばかなりオススメです。
FiiO LC-BT2
良かったところ
・ノイズが少ない
・有線に迫る音質
・電波干渉に強め
・アプリ使用で音質等の調整が可能
・バッテリー持ち
気になったところ
・付け心地
・収納時に嵩張る
BT20SPROと比べると、やはり嵩張るという点が1番のネックですが、私のように家から勤務先で、カバンなどにしまわずにデスクや棚に置くだけであればあまり気にすることも無いかもしれません。
BT20SPROにはなかったDACチップ内蔵(旭化成 AK4331)なのが特徴で、こちらは無音時のノイズはほとんど気になりません。
また、低消費電力が特徴のDACチップで、コーデック不明ですが、連続再生時間は24時間と表記されています。
スマホとの接続(LDAC)でも、スマホ+DC02と同等レベルの音質になります。
DAPとのLDAC接続時は、DAPとの有線接続ともほぼ互角なくらい濃密な音を奏でます。aptxだと少し音が痩せて聞こえました。
また、やや低音が強調されたチューニングのようなので、中高音重視で、もう少し低音を強調したいというイヤホンにマッチしそうです。
ただ、FiiO controlというアプリを使用することで、イコライザー等の調整が可能なので、あくまで素の状態での使用時にという条件下での話ですけどね。
FiiO controlではさらに、Bluetooth接続時のコーデックも指定が可能です。
例えば、XperiaはLDAC対応機器にBluetooth接続する際、有無を言わさずLDAC固定(その他のコーデック使用は特殊な条件下でいちいち選択する必要がある)なので、
例えばゲーム時の利用が主で音質よりバッテリー重視にしたいなど、何らかの理由があるときにはLDACのチェックを外す事で、コーデック指定ができるのは、Xperiaユーザーにはありがたい機能では無いでしょうか?
BT20S PROと異なり、左右独立ではなく、一体型のためか、接続は安定していて、遅延や途切れなどは今のところ体験していません。
バッテリーもまだ使い切っていませんが、だいぶ持ちそうな感じです。
現在はメガネをかけてマスクをしてネックウォーマーをした状態でネックバンド(ついでにボディバッグのショルダーが右側)なので、コードが浮きやすいのか、特に右側のイヤホンが少し落ち着かない掛け具合になる事がよくあります。
この辺はBT20S PROの方が有利だなと感じました。
SHANLINGのMW200も気になりますが、結構LC-BT2で音質的にも満足度が高かったので、もう少し様子見しようと思います。
嬉しい誤算だったのが、DAP側のバッテリー消費もだいぶ抑えられる点です。
LDAC接続のLC-BT2使用時でも、有線時と比べてバッテリーの減りがずいぶん緩やかになった感じがします。
一応、FiiO M9のスペックとして、
3.5ミリ接続で連続再生時間が10時間
2.5ミリ接続で連続再生時間が9時間
Bluetooth(SBC)使用時で30時間
の設計のようです。
ここまでクオリティが上がれば頑なに有線で、と快適さを犠牲にして妥協することも無いかなと思えます。
願わくばDACチップ内蔵かつ、アダプター改良版の「BT20SPRO 2」的なやつの開発・販売を期待しています。
ポチってしまいました
月が変わったというのもあり、気になっていたTFZ ESSENCEをポチってしまいました。
(NM2+でかなり満足なのでしばらく控えようと思っていたのに。)
見目麗しい
少し前まではアリエクで14,000円前後で推移していたのですが、少し値段が落ち着いてきた感じがあり、10,000円前後くらいのセラーも出てきましたね。
私はクーポン利用で9,000円くらいでした。
今月中に届くかな?
春節でアリエクのセラーが長期休暇に入るとこもあるみたいなので、この時期の買い物は慎重になった方がいいかもしれませんね。
ついでに、結局以前欲しいなぁと呟いていたTRN BT20S PRO
というリケーブルイヤホンをTWS(トゥルーワイヤレスステレオ)のように使えるBluetoothレシーバーをフリマアプリにて、(手放したイヤホンの売上金があったので)
と、FiiOのLC-BT2
というネックバンド型のBluetoothレシーバーをアリエクにてポチりまして、両方とも既に手元にあるので、これもまた近々紹介したいと思います。
あ、それとTFZ LIVE Xも届いてます。
さらにさらに、BT20S PROの入手にあたり、CCA C12を引っ張り出し(2ピンと書かれていましたが、KZコネクタだったので、2ピンコネクタも買い足さなければ…)、改めてCCA C12のコスパに感心しながら、NM2+のような見た目のオール金属シェルのCCA CKX
が気になり始め、こっちもセールでは無いにも関わらず、クーポンで5,000円弱だったので、気づいたらポチってました。
今月中に届くかな?(2回目)
JA-EA3は個人的に失敗でしたが、結構前からある機種でしたし、CCA C12ぶりのCCAイヤホンは、特にBAドライバーが進化しているのかどうか?が気になりますね。
これでもやっぱり"BAは苦手だ"ってなったら、今後BAイヤホンやハイブリッドは諦めます。
(もう一度CCAに賭けてみたくなりました。)
話が飛びますが、今手元にあるイヤホンを購入価格で換算すると、15万円近くになってました。(ケーブルなどのアクセサリーは除く💧)
いやはや。
国内での実売価格にしたらどのくらいになるんでしょうかね?
さておき、相変わらず今のメインイヤホンはNo.3とNM2+ですが、TFZは手放したく無い機種が多くてほんと困りますね。(褒め言葉)
Jade Audio JA-EA3
今回はTFZから外れてJade AudioのJA-EA3の紹介です。
DAPでお馴染み中国メーカーFiiOの子会社のようで、パッケージにもFiiOのロゴがついています。
Amazonで5,000円前後、アリエクで4,000程度で購入できます。
BAがknowles製ということと、デザインに惹かれて、価格も手頃だったので懲りずにハイブリットイヤホンに挑戦してみることにしました。
良かったところ
・見た目のデザイン
・分離感
気になったところ
・機械臭い高音
・中域の籠り
仕様
結論から言うと、やはりBAの音が好みでは無いのかなぁという感覚でした。
TFZを中心に最近は国内での実売1万円〜2万円前後のイヤホンの音を聴くようになり、耳が肥えてきた?のかもしれません 笑
見た目のかっこよさ、ビルドクオリティは素晴らしく、音の分離感も悪くは無いのですが、音のバランスが悪く、高域はスッキリ、シャッキリ聞こえるのにボーカル帯はやや曇って聞こえるため、違和感があります。
特大のDDが収まっているせいで抜けが悪いのか、どこか詰まった感じがなんとももどかしくまた、BA特有?の機械臭い高音で刺さりやすく、シンバルなどの金属音も煩く?感じてしまい、好きになれませんでした。
「?」と書いたのはふと思ったことなのですが、BAから発せられる高音がドライで艶感が無く、一方でDDから発せられる中低音は密度が高く、高音域が相対的に軽く感じてしまうために質の違いだったりバランスの悪さが高音の刺さりや違和感があるように錯覚してしまうのかな?という仮定です。
もしかすると、BA無しのJA-EA1の方が好みの傾向だったりするかもしれませんが、冒険する勇気は無いですね。
同価格帯であれば、CCA C12の方が個人的に好きですし、おすすめします。
また、同じ構成(1BA.1DD)のTRI-i4は既に手放してしまったので、直接の比較が出来ませんが、印象としてはTRI-i4の方が好印象で、よりBAの煩さを感じさせない、滑らかで自然に鳴らすチューニングだったように思います。
KING PRO
NM2+を先に紹介してしまいましたが、こっちの方が先に届いていたイヤホンです。
ようやくまとめられました。
こちらも国内での販売はほぼ終了しており、アリエクでも在庫限りな雰囲気のイヤホンです。
EXCLUSIVE KINGから派生した?KINGの名が付く機種の一つです。
デザインもKINGを踏襲した形になっていますね。
良かったところ
・明るい高音と、深く沈む低音
・フラット目の美音系
・TFZらしい分離感と解像感
・デザイン
気になったところ
・もう少し派手さが欲しいかな?
・KING LTD同様コネクタが若干緩い
仕様
本体が金属シェルの影響もあってか明るく抜けの良い音で、全体的にあっさりとした印象です。
ただ、量感は抑えられているものの、低音は深くから出ているのを感じられます。
KING LTDはどちらかというとドンシャリっぽくもっとブイブイ言わせてるなり方ですが、
KING PROは楽しく鳴らすと言うよりは淡々と鳴らすタイプのモニターよりのイヤホンです。
EXCLUSIVE KINGの高域と低域をかなりマイルドにした感じですかね。
55Ωと鳴らしにくいため、ハイゲインでの再生をおすすめします。
元祖美音系?って感じですかね。NM2+の方が適度にメリハリがあり、楽しさも兼ね備えた音作りになってますね。
言わずもがな、1DDにも関わらず音の分離感、解像度の高さはTFZらしく秀逸です。
そういえば以前に紹介したMLE本体に"KING PRO INSIDE"と記載があり、中身が同じ廉価版なのかと思っていましたが、改めて聴き比べてみると随分と異なる印象を受けました。
特に低音の主張はMLEの方があり、また、中音域の膨らみもMLEの方がある一方でKINGPROは中域までも控えめなのでMLEがドンシャリに感じるのですがクリアさが物足りないのに対して、KINGPROはおとなし過ぎてもう少し派手さが欲しいかなと思ってしまいました。
MLEよりフラットな印象ですが、解像感や、残響による余韻などはさすがKING PROという名だけあって、MLEより数段心地よく鳴らしてくれます。ここは金属シェルの恩恵ですかね。
個人的にはKING LTDの方が好みですが、これはこれで違った良さがあり、同じ路線だけでなく異なるアプローチもあって然りだと思いますし、こうした実験的な部分を今後のイヤホンに活かして欲しいですね。
ただ、KING LTD同様ややコネクタが緩めなのは気になりました。
最近の商品では改良されているので、今後の心配はあまりなさそうですけど。
付属するケーブルはKING LTDの豪華版ではなく、4芯ケーブルになります。
見た目は正直、TFZのイヤホンの中で1番カッコいいと思ってます。
次点でsecret gardenですかね。
LIVE1
LIVE1の存在に気付かず、LIVE3から手にしてしまったのですが、無事LIVE1も手元に届きました。
と思ったのも束の間
Twitterの公式でLIVE Xなるものの存在やESSENCEと言ったまた新しいイヤホンが既に登場していますね。
実はLIVE Xについては到着待ちではあるのですが、ESSENCEがまた物欲をそそる見た目をしていますね。
内部が透けて見えるのがなんともですが…
どちらも1万円オーバーなので、ESSENCEはまた来月あたりかなぁ?
LIVE Xは第4世代のドライバーとのことですが、ESSENCEはベリリウムコート振動板とこれまでの第2、2.5世代のグラフェンでも第3世代のダイヤモンドでもまた第4世代の
ナノゴールドダイヤフラムとも異なる物のようなので、位置付けとしてはどこになるのか?
気になるところではあります。
と、話を戻しましてLIVE1は第2世代のグラフェンドライバーの効率を30%向上させたものを採用しているとのことです。
アリエクにてセール+割引込みで3000円ほどで購入できました。
Amazonでは6000円前後での販売となっているようです。
良かったところ
・TFZらしい分離感と低域
・独特の残響感
気になったところ
・ややこもった印象
仕様
同時に購入したのが、NF AUDIOのNM2+だったというのが運の尽きでしたね…
しかも別のセラーから買ったのに同日に届くという奇跡まで起こってしまいまして…
前回のレビューの通り、NM2+があまりにも良すぎたため、完全に霞んでしまって結構な辛口評価になってしまいますが、お許し下さい。
まず、第2世代ドライバーをブラッシュアップして搭載した廉価版ということなのですが、個人的にあまりその辺りがしっくりきませんでした。
LIVE3の印象から勝手にドンシャリ系だと思っていたのもありますが、全体的に主張が控えめで、若干の鳴りにくさからか音がこもったふうに聞こえがちでした。音量を上げればそうでもないのですが、T2Gの方が音量が取れる分スッキリ聞こえるように感じました。
どちらかと言うとフラット気味で中低音寄りのチューニングで、MLEっぽさの方が近い雰囲気ですかね。ただ、MLEの方が中音域がスッキリ目で、低音は深いところから出ている感じがします。T2Gと比較しても低音は少し控えめな印象です。
インピーダンスから考えるとかなり鳴らしやすいイヤホンのはずなんですけどね。
セール時とはいえ、3,000円前後ということを考えれば、コスパはいいと思います。
が、予算が許せばT2GやMLⅡのほうをお勧めすると思います。
なんというか、少し中途半端感を感じました。
一点特筆すべきところとして、樹脂製のハウジングですが、余韻というか残響感が感じられたのが意外でした。
躯体が金属の方が響きの良さが感じられる傾向にあると思うのですが、LIVE1はフェイスプレートまで樹脂製にも関わらず、屋外ライブのエコーのような余韻を感じました。
特にシンバルなどの金属系の音やシンセサイザーなどのキラキラした音に対して余韻を感じる傾向にあります。
以前LIVE3の紹介時に、ライブ音源にフォーカスしたシリーズなのかな?という予測を立ててみましたが、どうなんでしょうかね。
直訳すると「住む」「生きる」「生(なま)」とかになりますが、アリエクの商品ページで「ライブ」と読ませている以上は、やはり「リアル」のような意味合いの「生」が妥当な解釈でしょうね。